農家紹介

有機露地野菜 ベジライフ
1杯のにんじんジュースに溶け込んだ、 お客さまと従業員の健康を気遣う心配り。

有機露地野菜 ベジライフ

1杯のにんじんジュースに溶け込んだ、 お客さまと従業員の健康を気遣う心配り。

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店頭用POP配布

店舗様向けに、本ページで紹介している農家の店頭用POPを配布しています。
下記「プリントする」ボタンをクリックするとブラウザの印刷ダイアログが表示されますので、ご自由にプリントアウトしてご活用ください。

有機栽培と慣行栽培のいいとこ取りで、高品質の野菜を安定供給

茨城県つくば市にUターンし就農した飯島 和之(いいじま かずゆき)さん。以前は東京で銀行員や経理・事務系の仕事に就いていましたが、趣味の家庭菜園が楽しかったのと、お父さんの看病の必要も出てきたため、実家に戻って農家を継ぐことに。

飯島さんのお家は代々、この地域で盛んな芝と、お米を作る兼業農家でした。そのまま畑を引き継ぐこともできましたが、大量に農薬を使う芝の栽培は自身の健康への懸念もあり、農薬を使わずに野菜を育ててみたい、と考えるように。有機野菜の農家さんのもとを訪れ、勉強を重ねた後に2012年に独立就農。「ベジライフ」を開業しました。

就農1年目はまず、芝の畑を半年以上寝かせて土を健康な状態に戻すことからスタート。当時は東日本大震災直後でもあったため、土壌の放射性物質の検査も行いました。その後2年間、基準に基づいた有機栽培を実践し、有機JAS認証を取得。ベジライフでは現在、有機JASのほか「SOIL※1」と「JGAP※2」も含めた3つの認証を取得しています。

ベジライフでは、もちろん有機栽培にも取り組んでいますが、栽培する商品の特性や出荷形態に合わせて栽培方法を変えています。例えばにんじんや玉ねぎなど、農薬を使わなくても虫がつきにくく、収穫まで行える野菜については有機栽培を採用し、虫やウイルスに弱い一部の品種に関しては、肥料は有機肥料を使いながらも、JGAPに準拠した範囲内で農薬を使用した慣行栽培で育てています。有機栽培と慣行栽培のお互いの良いところを活かすことで、お客さまが求める品質の商品を安定して供給できることが、ベジライフの強みです。

こだわりのにんじんを1日1.5トン、120日間毎日出荷

ベジライフの看板商品はなんといってもにんじん。がんなどの病を患う方のための治療計画の一種である「ゲルソン療法※3」で実践されることの多い、にんじんジュースを飲む食事療法に適したにんじんを有機栽培で生産しています。

ベジライフのにんじんには、ジュースに最適なにんじんとしての、たくさんのこだわりが詰まっています。まず、ジュース作りには大量のにんじんが必要になるので、できるだけ大きなにんじんに育つよう、播種の間隔や施肥を調整しています。

また、にんじんジュース作りにはにんじん以外の材料をほぼ使用しないので、風味にもこだわっています。季節に応じて異なる品種を栽培するなど、細かい栽培計画を設定することで、年間を通じてジュースに最適な甘さのにんじんを供給できるようにしています。

このように、お客さまの要望にきめ細かく対応する真摯な姿勢が評判を呼び、日々多くのお客様からオーダーが舞い込んでいます。にんじんの出荷時期である11月から2月の間は、なんと毎日1.5トン〜2トンのにんじんを出荷。更なる要望に応えるべく、今年は現在の倍程度まで生産量を増やし、冷蔵設備も整えて貯蔵量を増やすことで、5月くらいまで出荷できるようにする予定です。

家族と近所の皆さんで協力し合う、働きやすい職場を目指して

にんじんジュースで健康な体づくりを目指すお客さまを支える立場でもあるベジライフですが、お客さまの要望に応えるあまり、自分たちの健康に問題が出てしまっては元も子もありません。

実は以前、お客さまの要望に応えるべく、無農薬での栽培は難しいとされるとうもろこしを有機・無農薬で育てていました。しかし一日中目が離せない忙しさで、ある時ついに、飯島さんだけでなく奥さんまで目がよく見えなくなってしまうほどの疲労状態に陥ってしまったため、無農薬での栽培をやめることに。就農11年目の現在は、上手にワークライフバランスを整えて、大好きな農業を楽しめるようになりました。

ベジライフを支えるメンバーは現在、飯島さんと奥さん、ご両親、そしてご近所のパートさんたち。「子育てに家事に忙しいお母さんたちが働きやすい職場にしたい」という考えから、飯島さんがシフトを組むことはしていないそう。

そのため、以前は小学生だったパートさんのお子さんがすっかり大きくなって、お母さんの代わりに手伝いに来てくれたりすることも珍しくありません。ちょっとした事件(?!)では、「最近パートの〇〇さん来ないな〜」と思ったら、いつの間にか趣味の旅行に出かけていたこともあったのだとか(笑)。とても自由で働きやすい職場です。

人も野菜も、無理なくのびのびと育つベジライフの畑には、自分だけでなく周りの人たちの健康も気遣う、温もり溢れる空気が満ちていました。

※1 SOIL(Soil Association)認証とは

1946年に英国にて設立された英国最大のオーガニック認証機関Soil Association Certification Ltd によるオーガニック認証。「健康な土壌が健康な植物を育み、それが健康な体を生んでいく」という基本理念のもとに、オーガニックの普及にも大きく貢献している。

出典:https://www.soilassociation.org/

※2 JGAP認証とは

GAPとはGood Agricultural Practicesの頭文字を取ったものであり、直訳すると「良い農業の取り組み」となる。JGAPは「日本の良い農業の取り組み」のこと。JGAP認証は日本で農業を営む農家・団体が規範に沿って運営し一定の要件を満たしていることを申請し、証明されると認証が受けられる制度。

出典:https://jgap.jp/gap/

※3 ゲルソン療法とは

ドイツ人医師のマックス・ゲルソン医学博士が開発した治療計画のこと。ゲルソン療法の目標は、「肝臓を修復して代謝を正常状態に戻すことにより、人体を健康な状態へと回復させること」とされており、食事療法の一環として、にんじんジュースを始めとした生野菜ジュースを摂ることが推奨されている。

参考:https://www.teisoku.jp/08/02-6/post-27.html

生産者情報

有機露地野菜 ベジライフ

代表者:飯島 和之
住所:茨城県つくば市上里341
HP: https://www.vege-life.net/
主な栽培品目:有機にんじん、有機玉ねぎ、とうもろこし、エシャロットなど